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第1話 〜心の叫び 2〜
さてさて・・・いざエステへ行くといっても、どこへ行ったらいいものか。
新聞の折り込み広告やフリーペーパーで情報収集。
やたら安いとこから数十万 までなんとも幅広い。
さすがに見るからに安いところは行ったら最後、ただでは帰してもらえないんじゃないか(笑)とか、子供は預かってもらえたりできるのかな、個室はあるのかな・・・なんて事をいろいろ考えながら、某有名エステサロンに決定。
トライアルで一万円ちょっとのフェイシャルコース。
ちょっとお高いけれどその分効果も期待できそうだし、たびたび折込で目にしていた安心感と子供を預けられると聞いて、とりあえず主人に気を使わずに行って来れるかなと。
緊張してガラス越しのドアを開けると、四十代の品の良い女性がとても丁寧に迎えてくれてちょっとリラックス。
ところがキッズルームはお店の一角ではなく建物の外の提携保育ルームへとのこと。
しかも今日はあいにく外は雨。
(う〜ん・・・先に電話で言ってくれ〜)と思いながら子供の手を引き、とりあえず出直すことに。
保育ルームへ行って帰ってきて二十分のロス。
(まぁまぁ、これから幸せな時間が待っているんだから・・) と気を取り直して案内されるまま更衣室でガウンに着替えて待機すること五分。
やがて若いお姉さんがやってきて、「カウンセリングさせていただきますのでこちらへどうぞ。」と片隅の小さいテーブルに案内されハーブティーが置かれる。
ハーブティーひとつでさえ私にとっては、非日常のものだったりするので妙にうれしくなって(素敵。これぞエステサロン! ・・・ん〜いい香り。癒されるな〜)と思いつついくつかの質問に答え、ひとくち・・・・ ふたくちハーブティーを口にしたら「はい、じゃぁ、こちらのお部屋にどうぞ」とお姉さん。
(あれ?カウンセリングはもうおしまい?・・・っていうかハーブティーがまだ・・・)
まぁ、目的はフェイシャルなんだし・・気を取り直してついていく。
狭く細長い廊下の左右にはたくさんのドアが。ここは全室が個室。
チラシで見たけどとってもお洒落でリッチな感じ・・・・
だったはずなんだけど・・・ドアを開けたら足元ぎりぎりに置かれたベッド。
確かに個室ではあるけど無機質で狭い部屋はなんだかとっても窮屈。
(広告の写真でちょっとイメージを勝手に膨らましすぎたかな。
まぁ、やってるときは目をつぶってるから広くても狭くても一緒か〜)気を取り直してベッドの上に。
さぁ〜いよいよ待ちに待った憧れのフェイシャルタ〜イム!
つづく
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